熱帯魚アロワナについて

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熱帯魚アロワナの魅力


熱帯魚の中でも観るものを魅了するアロワナ。あなたも知れば知るほど、楽しみは広がるはずです。結構、奥が深いものなんです。そんな熱帯魚アロワナの種類や特徴。ちょっとした闇の部分や魅力をお話していきます。

熱帯魚アロワナの種類

熱帯魚アロワナの種類は大きく分けて5種類に分類できます。シルバーアロワナ、ブラックアロワナ、ノーザンバラムンディ、スポッテッドバラムンディ、アジアアロワナ。
生息地も南米やオーストラリア、マレーシアやインドネシアなど、種類により全く異なります。ここでは、アロワナの中でもダントツの人気を誇るアジアアロワナについて紹介していきます。

◇ 過背金龍(かせきんりゅう)
別名マレーシアゴールデンともいわれ金色に染まるタイプ。名前からも想像できるように金が背中まで巻きます。ウロコの基底部である鱗底(りんてい)の色には金色、深緑やブルー系のものなどあり、ブルー系は藍底(あいてい)、緑色を緑皮(りょくひ)、金色を金底(きんてい)、全身に金が巻くものをベタ金やフルゴールド、フルボディーの呼び方をしたりします。一般的にはブルータイプ(藍底)とゴールドタイプ(金底)に分けられ、大きさは紅龍よりやや小さめで、最も希少性があり人気があることから、高価格で取り扱われています。

◇ 紅龍(こうりゅう)
生息地はインドネシア、カリマンタン島。エラ蓋、ウロコ、ヒレが赤系に染まるタイプです。赤みの弱いオレンジ系に発色するものから、濃厚な紅に染まるものもあります。また、赤みの出かたにより辣椒紅龍(らっしょうこうりゅう)、血紅龍(けっこうりゅう)、橘紅龍(たちばなこうりゅう・きっこうりゅう)、また基底部が緑色の緑皮紅龍と呼んでいます。体の隅々まで色がのった個体をマニアの中ではベタ赤と呼んだりもします。アジアアロワナの中では最も大きくなるタイプで、60cmを超えることも結構あります。また、過背金龍×紅龍の交配種は紫紅金龍と呼ばれ扱われています。

◇ 高背金龍(たかせきんりゅう)
スーパーゴールデンと呼ばれ親しまれているタイプ。過背金龍と紅尾金龍の交配により産出され、中間的特長を持っています。また、紅尾金龍の金の巻きが良いものを高背金龍と呼んでいたとの説もあります。良質の個体の場合、金の巻きが悪い過背金龍よりも、過背金龍に見える一尾もあります。この個体は、「過背金龍が欲しいが、初めてだから心配・・・」このような方には、比較的安価に手に入り、飼育時の変化もしっかり楽しめるので入門魚におすすめできます。

◇ 紅尾金龍(べにおきんりゅう)
原産地がスマトラ島のためスマトラゴールデンとも言われています。一見、過背金龍や高背金龍に似ていますが、尾びれの下半分としりビレが赤くなり、ウロコの金色が過背金龍や高背金龍と比べて上まで上がりません。比較的に手に入れやすい価格ですので入門魚におすすめできます。

◇ 青龍(せいりゅう)
グリーンアロワナと言われているタイプです。原産地は東南アジア広域で過背金龍や紅龍と比べ、まだ自然界に生息している数が多いといわれています。全身が淡い銀色に覆われ、ウロコに緑やピンク色が浮かび上がってきます。個体差で緑がかったものなどもありあます。アジアアロワナの中で最も価格が低く入手しやすいので入門魚におすすめできます。

◇ 黄龍(おうりゅう)
原産地がインドネシア、バンジャルマシン地方でバンジャールレッドとも呼ばれています。幼魚の時期は紅龍と似ておりますが、紅龍の偽物として売られた時期があり印象が良くないイメージもあります。最近では紅龍とグリーンのハイブリットをバンジャールレッドと名付けて取引されています。これも比較的に手に入れやすい価格ですので入門魚におすすめできます。


熱帯魚アロワナの特徴とウロコ


熱帯魚アロワナの特徴

ウロコの基底部を 『鱗底(りんてい)』 といい、鱗底がブルー系のものを藍底(あいてい)金色のものを金底(きんてい)と呼んだりします。さらにウロコの外側部を 『鱗框(りんかく)』 といい1番外側の色彩が明確な部分を第1鱗框、そのすぐ内側の部分を第2鱗框と呼びます。第1鱗框が細い場合は 『細框(さいかく)』 太ければ『粗框(そかく)』と呼び、この部分にこだわりを持つ方もいます。

熱帯魚アロワナ 過背金龍のウロコ 熱帯魚アロワナ 紅龍のウロコ 熱帯魚アロワナ ウロコの詳細
熱帯魚アロワナ 過背金龍のウロコ 熱帯魚アロワナ 紅龍のウロコ
体側面にならぶ5列のウロコのことを体側鱗列(たいそくりんれつ)といい、側線があるウロコを第3鱗列とし、腹部から背中にかけて第1〜第5鱗列と数えます。
熱帯魚アロワナの側線 熱帯魚アロワナの後方三鰭

また、背ビレ、尾ビレ、しりビレの3つをまとめて呼ぶ際に後方三鰭(こうほうさんひれ)と呼び、個体の良し悪しを判別する際に着目するポイントでもあります。アロワナの名称は日常で活用しない漢字が多いですが、ひらがなも付けてあるので憶えてくださいね。


熱帯魚アロワナの魅力

◇ 古代からの贈り物

古代魚の中で圧倒的な人気を誇る、熱帯魚アロワナ。出現は遥か大昔・・・・・。1億数千年前から地球に存在している事が証明されています。恐竜が生息する太古ジュラ紀中期から姿を変えず悠久の時を経て現代も行き続ける魚です。過去が現代に残した産物といえるのではないでしょうか。また、これから先も、我々を魅了し生存することでしょう。


熱帯魚アジアアロワナ マイクロチップ 希少価値が高い熱帯魚アジアアロワナ

◇ 希少性がもたらした魅惑の生体

絶滅の危機がありワシントン条約(CITES)の絶滅危惧種に指定されています。マレーシア、インドネシア、シンガポールなどからの養殖個体のみ、腹部にマイクロチップを挿入し、しっかりと管理された上で取引されています。しかし国際条約により保護され、規制されると希少価値が高まり逆に密漁が増えるという悪影響をもたらしていた時期もあったもいいます。紅龍の生息するインドネシア・カリマンタンでは採りに行った者が行方不明になることも・・・。アジアアロワナと聞くと密漁、闇取引のイメージを持っている方も多いのではないでしょうか?ダイヤモンド・金・象牙と同じく、眩い魅力を放つ反面、影が付きまとう生物でもあります。希少なものに、惹かれるのは人の性なのでしょうかね?


◇ 神秘的!生存する宝石
個体によって成長速度は異なりますが、幼魚から成魚になるに従い、ウロコは黄金色や紅に身を染めていきます。過背金龍の輝くウロコは金箔のようであり、小判と表現しても過言ではありません。輝かしい赤い眼は、ルビーに似ているし、その姿はまさに生きる宝石?アロワナファンは、濃厚な色に仕上げることに真剣であり、その変化に一喜一憂をする者も多い。そこが希少魚アジアアロワナを飼育する醍醐味なのかもしれません。寿命は水槽飼育下で15〜20年といわれ、古代魚特有の強健さでかなり長生きするので、ペットというよりは、人生のパートナーと言えます。長い生涯、愛情を注ぐ覚悟を持ち、個体選びには妥協をしてはいけません。

熱帯魚アジアアロワナ レッドアイ 熱帯魚アジアアロワナ 金底のウロコ

◇ 飼育方法で仕上がりは千差万別

同じ個体でも水質や水温、光の使い方等で発色に違いが出ます。全てに当てはまる訳ではありませんが、扱う種類によっては、しっかり調査をしてから育てることが必要な場合も・・・。知識不足で飼育を開始すると、色褪せ(色が飛ぶ)てしまう事もあり、場合によっては個体に負担がかかり、体調を崩すことがあります。購入の際には、期待通りに仕上がる可能性が高い個体選び と、健康状態も確かめる必要があります。

 

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