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■ 山村明男様 神奈川県 熱帯魚を10年以上かっておりますが、普通の熱帯魚と違いアロワナは高いため、購入にあたっては実物を見ないと心配です。たまたまアロワナ屋ドットコムのサイトを知りました。はじめは高い生き物をネットで購入することに疑問を抱いていました。小冊子を送っていただき、アジアアロワナ購入時の個対の判別、飼育の方法について知りました。体の色を自分でコントロールできるとはおどろきでした。小冊子には基本的なことが書かれているため、購入にあたって参考になりそうです。ありがとうございました。
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◇ アジアアロワナの水槽 アジアアロワナ飼育の前に、飼育環境を整える必要があります。まずは、水槽についてお話します。紅龍などは成魚時に60cmを超える場合もあります。幼魚や中成魚の時は、少し小さめの水槽の方が、体のサイズに合っていて、ストレスが溜まらず良かったりしますが、大きくなってきたのに小さな水槽のままだと、成長に悪影響を与えてしまいます。
体は大きくなっていくのが普通ですが、飼育環境が狭いので、これ以上大きくなっては、まずいと餌の取る量を減らしたり自制をしてしまう場合があるのです。このように育った個体は、色の発色のわりには小さかったり、眼が大きく見えたりします。場合によっては顎ヅレの症状もでてきます。専門店でも十分な水槽の数を準備せず、ずっと売れずに狭い水槽にいる中成魚や成魚などは注意です。中成魚ぐらいになったら、幅150cm×奥行き60cm×高さ60cmの水槽が良いですね。幅は多少小さめの120cmでも構いませんが、奥行きは成魚でも余裕をもってUターンできるように60cmは欲しいところです。
◇ アジアアロワナの水槽素材 アジアアロワナ水槽の素材については、アクリルとガラスがあり、どちらでなければ、いけないと言うわけではありません。実際に、多くのアジアアロワナを管理している業者でも、両方使っているところもあります。ただ、双方にメリットとデメリットがあるので、あなたの好みで選んでよいと思います。まず、アクリル素材のものは、柔軟性があり弾力性に優れています。衝撃をくわえても割れず、耐久性があります。アロワナの寿命は飼育下でも15〜20年といわれ、長く付き合うことになりますので安心感はあります。しかし、アクリル素材は傷が付きやすいのがデメリットでもあります。
次にガラス素材ですが、傷が付きにくいので観賞するときは、きれいで良いのですが、アクリルのように柔軟性はないので、衝撃に弱く割れる恐れがあります。また接合面にシリコンが使用されているため長い間、使用するとシリコンが劣化し、水漏れを起こす危険性もあるので注意が必要ですね。
◇ 水槽の設置場所 大きい水槽ですので水を含めると重量が1トン前後になる場合があります。水槽だけでも結構な重さです。床の強度は、この重みに耐えられる場所を選ばなければなりません。水槽台も強度が計算され安全なものを選ぶ必要があります。また、設置する周りの環境に合わせた、水槽や水槽台をオーダーメードで用意するほど、こだわっている方もいます。設備費を抑えようと、他のもので代用することは危険ですので注意してくださいね。 水槽の設置する高さは、床から80cm前後の高さが一般的に最適といわれ、低過ぎると振動や音が響いたりしストレスがたまりやすくなるともいわれています。また、直射日光が当たる場所は、コケが発生しやすく、手入れが大変になりますので注意が必要です。
◇ 飼育時の水について お気に入りのアジアアロワナを見つけたので、すぐに飼育したい!という前に、水槽の水も前もって準備しなければ、トラブルにもなりかねません。餌食いが悪くなったり、PHショックを起こしたり・・・・場合によっては、帰らぬ魚となってしまうことにも。。。アロワナは古代から生き延びてきた魚ですので、生命力はありますが、水質には敏感に反応してしまいます。結構デリケートなんです。まずは水づくりをしっかりしなければいけません。塩素をしっかり抜き、濾過バクテリアを増殖させなくてはいけません。熱帯魚を飼っている方は当たり前に知っていることですが大切なことなので、一応説明しておきますね。
濾過バクテリアとは、魚の排泄物や食べ残された餌を分解して、魚にとって有害な物質(アンモニアなど)を、害の少ない物質(硝酸塩など)に変えてくれる、目に見えない生き物です。水質が安定している水槽というのは、濾過バクテリアによる生物濾過がしっかりとできている水槽といえます。
次に水温とPHについてお話します。これも適切な環境で飼育しないと、拒食やエラめくれ、ウロコ溶け、最悪の場合はこれも、帰らぬ魚となってしまうこともあります。PHは6〜7が適切だといわれ、PH値が2を超える変化には大きなショックを受けてしまいます。高いPHでの飼育下では紅龍の場合色落ちをすることがあり、また低いPHではウロコが溶けたり、ギザギザになったりします。
水換えの際はPHの変化を抑えるため、毎日水槽の20分の1程度を変えることが理想です。しかし、そんなマメでない方でも最低、1週間に4分の1の水換えは実行してください。掃除をさぼってしまった場合、水質が汚れPHが低くなっている可能性があります。その際に、一気に新しいPHの高い水を入れてしまっては、PHショックを起こしかねません。水変えは、できるだけマメに少しづつが理想です。頑張ってくださいね。
もし、水換えはしっかりやっているのだけど、PHが下がってしまうという場合は、濾材が汚れている場合や、傷んでしまっていることが原因かもしれません。その他にも、過度なバクテリアの増殖による影響も考えられるので、確認してみてくださいね。
水の温度は、紅龍で28〜30℃、過背金龍は26〜28℃が適切です。この違いは生息地による水温が異なるからだとの説からくるものです。温度も、これを大きく上回ってしまうと、エラめくれや色落ちの原因になるといわれ、下がると拒食を起こす原因になります。季節によっては変動しやすいので、常に見る習慣を付けてくださいね。
さあ!バクテリアもPHも温度もOK。お気に入りのアロワナも見つかったし、早速入手して飼育しよう!という前に、まだ飼育経験がない方の場合は、すぐにアジアアロワナを入れるのではなく、安価に手に入る魚を、テストフィッシングとして数日様子をみると、より安全ですね。
◇ フィルターの種類について フィルターの種類は、上部式フィルター、落下式(オーバーフロー)フィルター、外部フィルター、水中設置式フィルターがあります。「上部フィルターとオーバーフローはどっちがいいの?」と思われる方も多いようです。これでは駄目!というのはありませんが、飼育環境に合わせて考えた方が良いです。違いを簡単に説明すると濾過能力です。コスト面で考えると上部フィルターの方がお手頃です。単独飼育の場合は、従来の上部フィルターの濾過能力でことが足ります。
しかし、混泳飼育の場合は、もちろん水質悪化は早まってしまいます。このような時に上部フィルターのみで対応していては、濾過効果が追いつかない場合がでてくることがあります。オーバーフローの場合は、大きな濾過槽が使え、水量も多くなる分、水槽の水が安定します。この利点から、混泳水槽にはオーバーフローは合っているといえます。
「上部フィルターで単独飼育していたが最近、混泳を考えているのですが・・・」 こんな場合は、外部フィルターや水中フィルターをサブフィルターとして設置することで濾過能力を補足することができます。
◇ まずは届出書を提出! アロワナ飼育をする前に、届出書を提出しなければいけません。購入した場合だけでなく、あなたが友人から無償で手に入れた個体であっても手続きが必要です。これは、入手後の届出についてで詳しく記載してありますので必要な方は、参照してくださいね。
◇ アロワナの餌 次は餌についてです。幼魚は10cmぐらいの大きさしかない時もあり、成魚とくらべて、体の大きさも全然ことなります。人間でも、赤ちゃんと大人の食べるものが異なるのと同様、餌も体の大きさに合ったものを与える必要があります。例えば幼魚時の餌は、ヒメダカや赤ヒレなど、消化の良いものを与えたり、ミルワームを使用したりもします。紅龍の場合、色揚げに効果がある、ザリガニやエビ類を与えたりしますが、幼魚に与えるときは、小さなサイズのもの、比較的柔らかい幼体を選んだり、ハサミを取り除いてから与えるなど、少し気を付ける必要もあります。
◇ アロワナの病気 アロワナを飼育するということは、長い間ともに過ごすということにもなります。先程もお話しましたが、アロワナの寿命は15年〜20年といわれ、最も長生きした個体で30年・・・。その長い間、常に健康でいられるかというと、残念ながら色々な症状で飼い主を心配させます。眼ダレや顎ヅレ、ウロコが欠けたり、とにかく様々な問題がでてきます。人間と同様、アロワナも体調を崩したり、病気になることがあるのです。アロワナの病気については、アロワナの病気と症状に前兆や対応策を記載しましたので、ご活用くださいね。
◇ 死亡事故に注意! なんと、アロワナ死亡原因のトップは飛び出し事故といわれています。従来、水上にとまる虫などをジャンプして食べる魚ですのでジャンプ力があります。成魚がぶつかったときの衝撃はスゴイともききます。実際にほんの少しの間、フタを空けていた際に、飛び出した個体を見たことがあります。たしか40cmぐらいの過背金龍でした。飼育している方は、出たところをたまたま上手くキャッチしていましたが・・・・。とにかく少しの油断が命取りにもなりかねません。しっかりと水槽のフタを閉めてください。さらに、鉄アレイや水を入れたペットボトルなど、重しをのせることもおススメします。もし、見栄えを気にするのであれば、ボルトやスライドロックの飛び出し防止フタもありますので、使ってみてください。
入荷したアジアアロワナのご紹介、アロワナ屋.comからの情報を優先してご案内します。
アジアアロワナ飼育の一部についてお伝えしましたが、「まだ自信がないなぁ〜」 という方に、飼育の基本や、個体の判別方法をまとめた小冊子を毎月、先着30名様にプレゼントしています。詳しくはこちらをご確認ください。
>>アロワナの飼育に自信がない方へ
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