アジアアロワナの病気と症状

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アジアアロワナの病気と症状


アジアアロワナの病気や症状も人間と同じように、多種多様にあります。また、同じ症状でも治る場合もあれば、異なる処置が必要な場合がありますが、一般的に提唱されているものをお伝えしますので、自己の判断でご活用ください。
 

アジアアロワナ病気一覧


 ◇ アジアアロワナの病気と症状 眼ダレ
アロワナの病気でも代表的な症状といえます。眼球が下に向いた状態を眼ダレといいます。野生のアロワナは水面に落ちてきた、昆虫類や木の枝の虫をジャンプして捕ります。このことからも目は絶えず上を意識していると考えられています。しかし飼育状況によって、外部の目に入るものに意識をとられ、(犬や猫を室内で飼っている場合は、注意が必要といわれています)視線が下方に向くことが多くなる場合があり、それが眼ダレの原因ともいわれています。また、混泳飼育よりも単独飼育されている場合の発生が多くみられ、観賞魚の価値としては大きく下がってしまいます。現にネットオークションで安価に落札できるものは、眼ダレの症状が説明されているものが多いですね。取引時の価格としては、通常の半値になったりします。業者側としては、赤字にならないように放出したいというのが本音でしょうかね。


アジアアロワナの病気と症状 眼ダレ アジアアロワナの病気と症状 眼ダレ アジアアロワナの病気と症状 眼ダレ

眼ダレの前兆
水槽内を一定方向に旋回しはじめます。そして、水槽正面を泳ぐときに上半身を傾けて斜めに泳ぎ、視線を無理に下に向けている状態が多く見られます。また、熟睡時やパニック状態に陥ると一時的に眼ダレが発生する場合もあります。

対応策  ※とにかく斜め泳ぎを直すことが大切です。
■ 水槽前面にバックスクリーンを貼り、外を見えなくする。
■ 底面に自分の姿が映らないようにする。
■ 混泳飼育にする(単独飼育でも他の水槽を隣合せに設置し姿が見えるようにするでもOK)
■ 水流を弱める。止める。
■ 水槽の設置場所を変える。
■ 他の水槽に移動する。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 PHショック
水槽の移動や、水換えの仕方、購入時など、とにかく環境の変化によって水質が変わることで、この症状になってしまいます。アジアアロワナは大昔から生息していますが、水質の変化にはかなりデリケートですので注意が必要です。魚は水質でショックを受けますが、飼い主はその状況を見てショックを受けます・・・・。そんなことにならないように、しっかり頭に入れてください。

対応策
アロワナの水合わせは、始めは袋を開けずに、袋ごと水槽に浮かべるだけにして、まず温度を合わせます。30分ぐらいしたら、新しい環境の水を少量入れ、また30分ぐらい置き、少しづつ慣らしていきます。この際に、口がぱくぱくしていないか見てあげてください。もしこのような動きをしていたら、負担が掛かっている恐れがあるので、さらに慎重に作業を進めてください。この作業を3、4回ぐらいに分けて繰り返してください。また、もっと細心の注意を払うのであれば、移動先の水に粘膜保護材(テトラ社 アクアセイフなど)を添加することで、負担を軽減させることもできます。他にもブラックウォーターを用いれば、ビニール袋に少量づつ入れる際に、どのぐらい入ったのか把握することもできます。とにかく水合わせは時間を掛けて少しづつが基本です。肝に銘じておいてくださいね。

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アジアアロワナの病気と症状 PHショック アジアアロワナの病気と症状 エラめくれ

 ◇ アジアアロワナの病気と症状 鰓(エラ)めくれ
エラ蓋の縁の柔らかい部分(鰓膜:さいまく)がめくれ、症状が進行するとエラの硬い部分までもめくれてしまう症状です。原因は水のPH低下、または水質悪化が考えられます。他の理由としては生活環境にストレスを感じている場合もあります。 大分ひどくなると、泳いでいる際にめくれたエラが、なびいている場合も見られます。観るからに正常ではありませんので気を付けてください。

対応策
水質が問題だと考える場合は、少量ずつ水換えを行ってください。あせって一気に換えてしまうとPHショックを受ける可能性があるので注意が必要です。生活環境の思い当たる部分を改善してください。水流の強さや水槽の広さを変えるのも1つですね。これらの方法を試し、2週間ぐらい経っても改善されない場合は、切除手術によりエラの再生を図る方法も1つの策です。手術時、水から出す事で負担がかかりますので、施術は円滑に行ってください。また、切除部分はめくれた部分より、やや内側を切ってください。その後、速やかに水槽に戻し、いつも以上に水質には気を付けてください。細心の注意を払うならば、傷口にグリーンFゴールド(細菌感染症の治療薬)を塗布するとよいでしょう。また、発見が遅れたり、処理を後回しにしてしまった場合などで、エラ蓋の骨までめくれると完治は難しいといわれているので注意ですね。再生期間は、若い個体の方が早く、1ヶ月で治るものもいれば、成魚の場合は数ヶ月かかる時もあります。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 ウロコの欠け
水質のPH低下や残餌、フンなどによる水質悪化でカラムナリス菌という細菌が発生します。その菌が付着して生じる現象でアジアアロワナの中でも、過背金龍に多く見られます。紅龍よりも過背金龍の方がデリケートだったりするんです。この症状は、ウロコの縁が細かくギザギザに毛羽立ったり、欠けたりします。放置すると全身に広がるので注意が必要です。

対応策
日頃の適切な換水、水質管理が1番の予防策です。発生した場合は水温を33℃ぐらい上げ、水100リットルに対し250gの 塩を投入し換水ごとに少量の塩を追加してください。3週間ほどで、進行を抑える事ができます。グリーンFゴールド(細菌感染症の治療薬)を規定量の3分の1を投与することで、より効果があります。その後、自然回復する場合もありますが、変化が見られないときは、欠けているウロコの除去手術を行い、再生させることで元のきれいな形に戻すことができます。また、手術する場所が多いときは、負担を軽くするために数回に分け、優しく処理してください。

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アジアアロワナの病気と症状 ウロコの欠け アジアアロワナの病気と症状 ウロコの欠け

 ◇ アジアアロワナの病気と症状 ヒレ溶け
ヒレが内側に食い込むように溶ける病気です。発生部分は胸ビレや腹ビレから始まり、尾ビレに進行することが多いといわれています。この症状は水質の悪さが、1番の原因といわれているため、ウロコの欠けと一緒に見つけられる場合もあります。

対応策
ウロコの欠け同様、カラムナリス菌という細菌が問題とされています。この場合も水温を33度ぐらいに上げ、水100リットルに対し250gの塩を投入し換水ごとに少量の塩を追加してください。3週間ほどで、進行を抑える事ができます。これもグリーンFゴールド(細菌感染症の治療薬)を規定量の3分の1を投与することで、より効果があります。また、この病気については自然回復が、難しいので麻酔をかけ、溶けた部分を切り落とし再生させてください。その後、きれいに再生してきているか確認し、水質の管理も見直してくださいね。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 ヒレの歪み・自切
ヒレの歪みに関しては、個体を落とす、飛び出すなど、衝撃を与えてしまうことで、発生する場合が多いです。自切の場合も暴れた衝撃で、折れてしまい切り離されてしまうこともあれば、自分で尾ビレを噛み、切れてしまうこともあります。大分、見栄えは悪くなってしまいます。

対応策      
ヒレの歪みの場合、手術により問題部を除去し再生を図ってください。切れた場合は自然に再生するので良いのですが、歪んで生える場合があるので、その際は再生の経過をチェックし、必要であれば再度、手術を行ってください。また、尾びれを噛む症状の場合は、改善しても、直ぐに噛み元の状態になるので、まずは環境を変えて、クセを直すことが先決ですね。これは決まった解決策はありませんが、外部の光を遮断することが効果的だといわれています。しかし、紅龍の場合、光がないと簡単に色が飛んで(退色)しまいます。もちろん、元々の素質があれば元に戻りますが、変な心配をしなくてもいいように、このことを前提に行ってください。

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アジアアロワナの病気と症状 再生中のヒレ アジアアロワナの病気と症状 アゴヅレ

 ◇ アジアアロワナの病気と症状 顎(アゴ)ヅレ
口を閉じた際に、下顎と上顎の噛み合わせが不自然な症状を顎ヅレといいます。これも眼ダレと同様、アジアアロワナの病気でも代表的なものです。原因としては、水槽の狭さや、栄養の摂取が足りていない事による発達不全。遺伝的要素もあるといわれています。 この症状は、観賞魚の価値としては大きく下がってしまいます。ネットオークションで安価に落札できるものは、眼ダレの他にも、顎ヅレの症状が説明されているものが多く、手術などの処置方法もありません。取引時の価格は、通常の半値になったりします。業者としては、嫌な症状です。

対応策
適切な広さの水槽の中で、しっかりと栄養を与えて成長させる事が1番の予防策です。遺伝による場合は適切な飼育状況でも発生してしまうため、避けることは難しいですね。ご購入の際は、顎のかみ合わせもしっかり確認してください。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 ひげダコ
ひげに1mm程度のボツボツが出来る症状。水槽の外に興味を持つ時や、現在の環境が気に入らない時に、鼻先を押し付けて泳ぐ事があります。擦り癖というものですね。その際に生じる摩擦により粒状のタコができてしまいます。これは特に、重大な症状ではありませんが、一応お話しておきます。

対応策
外が見えないようにする事で、鼻先を擦って泳ぐ癖をなくすことができます。なかなか、その癖が治らない場合は、完全に光をシャットダウンして様子をみてください。ここでも紅龍は、色が飛ぶことを頭に入れてくださいね。その後、次第にひげのボツボツは消えていきます。また、タコがあまりにも目立つ場合や、なくならない場合は、除去手術を行いボツボツを削ぎ落とすことで元の綺麗な状態に戻ります。タコとは関係ありませんが、ひげが根元から取れてしまった場合は再生されませんので注意が必要です。

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アジアアロワナの病気と症状 ひげダコ アジアアロワナの病気と症状 アロワナエイズ治療中

 ◇ アジアアロワナの病気と症状 アロワナエイズ
非常に強い感染力がありますが、早期治療ができれば恐くはありません。特徴は、初期症状はエラやウロコが黒ずみ、さらに進行すると体の粘膜が荒れてきて、ウロコが浮いてきます。場合によっては水疱もでてくることもあり、進行が早いため治療が遅れれば、死に至ることも・・・・。

対応策
この細菌は水温が高くなる夏場には、発症率が低くなるようですので、高水温には弱いと考慮できます。33℃ぐらいに上げ、グリーンFゴールド(細菌感染症の治療薬)を規定量の3分の1を投与します。初期症状であれば、この処方でも問題ありませんが、症状が改善しない場合は、治療薬の濃度を徐々に上げることで効果が期待できます。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 脱肛 
肛門から小さな筒状のものが数mm出てくる症状であり、幼魚期や未成魚に多く見られます。原因としては餌の量が多過ぎることや、餌が大き過ぎたり、硬いものだったりしたときに生じます。

対応策
初期症状は肛門が赤くただれます。まずは餌の量を抑え、消化の良い小さめの軟らかめ餌を与えるようにしてください。この症状は、場合によって数ヶ月かかることがありますが、自然治療で必ず元の状態に治りますので、安心して大丈夫ですよ。それにしても見事な脱肛でしょ?・・・・

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アジアアロワナの病気と症状 脱肛 アジアアロワナの病気と症状 脱肛

 ◇ アジアアロワナの病気と症状 立鱗病(マツカサ病)
水質の悪化や水質の急変により発生する病気です。水が汚れPHが低くなった状況から、多くの水換えをした場合や、水温の急変した場合に多く発生します。初期症状は、体側のウロコが数枚逆立ち、放置すると症状は進行し、末期になると全身の半分ほどのウロコが逆立ってしまいます。分かりやすく表現すると、体が膨れて見える症状です。ウロコの逆立つ様子が、松笠に似ていることから“マツカサ病”とも表現されています。最悪の場合、死に至る恐ろしい病気です。

対応策
発生後、すぐに水温を33℃ぐらいに上げ、水100リットルに対し250gの塩を投入し換水ごとに少量の塩を追加してください。数日経っても変化が見られない場合は、グリーンFゴールド(細菌感染症の治療薬)を規定量の3分の1を投与することでより効果的があります。また、場合によっては目が飛び出す症状(ポップアイ)も発生することも・・・・。また、ウロコが元に戻っても、周辺部が黒ずんで見えることがありますが、これも元の色に戻るので、ご安心くださいね。とにかく命に関わる病状ですので早期治療をしてあげてください。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 ヘッドダウン
病名の通り頭を、下に下げて泳ぐ状態のことを指します。原因は浮き袋の調整が上手く出来なくなることが発生の原因とされています。この症状の個体は、数年で死亡する確立が高いといわれています。お客さまの中にも、通販でアロワナを買ったら、ヘッドダウンだったいう話も聞いたこともあります。眼ダレや顎ヅレ個体など、観賞価値が下がったものを、安く取引するのは、まだ分かりますがこの場合、命に関わる症状なので、 あまり良心的ではないかもしれませんね。こんな場合は少ないと思いますが、購入時には注意をしてください。

対応策
改善する確率は極めて低いが、この場合は個体が下を向きにくくなるくらい、水深を浅くし飼育することで治る場合があります。長期間続けても、改善する確率は極めて低いと言われていますので、購入時にしっかり見極める事が大切ですね。また、輸入直後の幼魚には、“ヘッドダウンに似た”症状がたまにありますが、この場合は水深を浅くすることで2〜3日で完治します。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 風邪
エラ蓋が、粉をふったようにザラザラします。ヒレの膜が白く濁り、ヒレをたたんで元気がなくなります。アロワナがヒレをたたんで泳いでいると、迫力がないですね。

対応策
水温を33℃ぐらいに上げて、水100リットルに対し250gの塩を投入することで3〜4日ぐらいで治ります。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 イカリ虫
アロワナのヒレに寄生する虫です。形が船のイカリに似ていることから、イカリ虫と呼ばれている白い糸状の虫です。「何か変な虫が付いているんですけど・・・」こんな相談の場合、大体この虫のことが多いですね。症状は充血や拒食をもたらす場合もあります。原因は餌として与えた金魚や小魚に寄生していて、そこからアロワナに寄生する場合が多いです。

では金魚は良くないのかというと、そういう訳ではありません。栄養があるのでメインとして利用している専門店もあります。注意点は、水槽に入れる量です。一度に食べれる分だけ与えていれば、寄生することは少ないので危険ではありません。ただ、旅行時や仕事など、「数日帰れないから、餌を多めに入れとこう」という場合は注意です。

対応策
水温を33℃ぐらいに上げ、水100リットルに対し250gの塩を投入し、換水ごとに少量の塩を追加してください。約10日程でイカリ虫が体から離れていきます。手っ取り早く駆除したい場合は、麻酔をかけてピンセットで取るとよいです。もちろん水槽や、ろ過槽の洗浄も念入りに行ってください。

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 ◇ アジアアロワナの病気と症状 拒食症
アロワナの拒食に関しては、数週間で治ることもあれば、長く続くこともあります。本来、生息している自然界では、毎日餌にありつけるわけではありません。過大な心配は必要ありませんが、原因はストレスと与えている餌がこの症状をもたらすことが多いので、それらについて少し説明します。

対応策
ストレスによる拒食については、水質が問題となっている場合が多いと思います。水温が適切でなかったり、PHが乱れているかもしれません。確認してみてください。また、混泳をされている場合は、力が弱いアロワナがストレスを感じる場合もありますので、環境を変えてあげる必要があります。次に与えている餌によっての原因ですが、長い間、同じ餌を与えると他の餌を食べなくなったりします。また、「前は人工飼料も食べてくれたのに、食いつきが悪くなった」という場合は、従来アロワナが好む昆虫類(コオロギやワーム)を与えすぎて、味覚が肥えてしまったことが原因かもしれません。この場合は、少し絶食させると治ってくれる場合もあります。

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